「ファン・クラブ通信」 第80号 (2005/05/25) ≪ Endo Method 2:英会話勉強法の速度 – 2 ≫

前回では、英会話勉強法13種類をリスト・アップし、その中にも、費用的に
安いもの、高いものがあり、又進み方の速い方法、遅い方法もある、と述べま
した。 今回はその続きです。

その例として、「英会話学校で先生1生徒複数名で習う」のと「英会話学校で
先生から1対1で習う」の2つのケイスを比較して見ましょう。

 次の図です:
           ネイティヴの先生に習う場合
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃   先生1名対複数生徒   ┃   先生1名対生徒1名   ┃
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
 ┃一度聴きそこなうと泣き寝入り ┃何度か同じ事を聞ける     ┃
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
 ┃先生は前生徒中最もレベルの低い┃先生はその生徒に合ったレベルに┃
 ┃人に合わせる         ┃合わせる。          ┃
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
 ┃あつかましい生徒が時間を独占。┃               ┃
 ┃下手な発音、下手な文章を聞かさ┃←このようなことがない    ┃
 ┃れる。            ┃               ┃
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
 ┃               ┃費用高い:\10,000/時間    ┃
 ┃費用安い:\2,000~\3,000/時間 ┃高いので長続きしない         ┃
 ┃               ┃何百時間通うと何百万円    ┃
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━┫
 ┃結論:効果がない       ┃結論:効果はあるが高額なので ┃
 ┃               ┃   長続きしない      ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┛

そもそも、貴方は英会話を勉強していて、その勉強工程には進みの速さに違い
があることを考えられたことがありますか。
この勉強速度と言うことが理解しにくいのなら、勉強ではなくて、距離を進む
こと、に置き換えて考えてみてください。

ここで、50キロ離れたところまで行かねばならないとしましょう。 この5
0キロの距離をこなす方法としては徒歩(時速5キロ)、自転車(時速13キ
ロ)、マラソン(時速19キロ)、自動車(時速50~100キロ)と色々と進
む方法がありますね。

今、歩く場合を考えると、50キロ進むのに10時間かかりますね。 この距
離を自動車で進む場合には、時速50キロなら、わずかの1時間で目的地に到
達出来ますね。 又高速道路を使う場合には時速100キロですから、半分の
30分で行けるでしょう。

このように同じ50キロの道のりでも速度によって、所要時間は長くなったり
短くなったりするのです。 このことは物理では D = T × V で表してい
ます。 即ち距離は時間と速度の一次関数なのです。
Tは time で時間、Vは velocity で速度です。

英語勉強では、目的地までの距離:D は、あなたが到達したい英語のレベルで
すね。
洋画を字幕なしで見たい、外国人と話がしたい、仕事で英語を生かしたいなど
でしょう。

時間:T はそれに達するまでの期間です。
これは短いに越したことはありませんね。

ということは、速度:V が重要ということです。
勉強方法によって速度が大きく変わってくるので、最も効果の上がる方法をと
るべきなのです。

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「ファン・クラブ通信」 第79号 (2005/05/18) ≪ Endo Method 1:英会話勉強法の速度 – 1 ≫

今日から連載で Endo Method を詳しく解説しようと思っています。
既に「英語は独学に限る」、「英語のスペルは覚えるな」、「なぜ英語が聴け
ないのか 話せないのか」を読まれた方は、それらと重複するところがあると
気づかれるでしょう。
又現在 Endo Method を勉強中の方、第1段階(言語係数 0.3 まで)を終了さ
れた方もご存知のことはあるでしょう。 このように既にご存知のところはス
キップされれば良いのです。

しかし、これからの連載物には、その後の私の新しい考え方を、かなりフンダ
ンに盛り込むつもりです。 新しい考えを紹介するにしても、今までの私の書
籍の考え方の延長線上として取り扱わないと、うまく考え方がつながらないこ
とが多くあるので、あえて以前からの考えにも言及せざるを得ないのです。

この連載物には、第2段階の Endo Method、即ち、言語係数 0.3 から 1.0 に
上げる方法について、特に詳しく説明する予定です。
ご期待ください。
まず Endo Method 1 から始めましょう:

1.英会話勉強法の速度

貴方が「ファン・クラブ通信」を読んでおられるのは、英会話をなんとかも
のにしたいのに、なかなか出来るようにならないので悩んでおられるからで
すね?
 

貴方は今までに、次の中の、どの勉強法を採用してこられたのでしょうか。

 ○英会話学校で先生1、生徒複数名で習う
 ○英会話学校で先生から1対1で習う
 ○ラジオの英会話講座を聴く
 ○テレヴィの英会話講座を見る
 ○英会話の本を読む
 ○英会話のカセット・テイプを聴く
 ○英会話のヴィデオ・テイプを見る
 ○英語の映画を見る。(TVで見ることも含まれます)
 ○英語のニュースを聴く(典型的なものが CNNのTV放送です)
 ○語学留学に英語国に行った、又は行くことを考慮中
 ○ネイティヴの友達を作っている、特に恋人を作っている。
 ○子供を、日本国内で、アメリカン・スクールに入れる
 ○英語の教会に行く

上記の方法のなかには費用的に安いものも、高いものも色々あるでしょう。 
又進みの速い方法、進みの遅い方法もあるでしょう。

「ファン・クラブ通信」 第78号 (2005/05/11) ≪ フジサンケイ ビジネスアイ で紹介されました ≫

Endo Method が、またマスコミに取り上げられました。

昨日、5月10日発売のフジサンケイ ビジネスアイの16ペイジ、「この会
社この一手」で Endo Method が紹介されました。
ご覧になられたでしょうか。見逃した方は、以下のURLからご覧いただけます。

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/media/sankei.html
過去に紹介された記事を含めてご覧になりたい方は

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/media/list.html

から、ご覧いただけます。

「ファン・クラブ通信」 第77号 (2005/05/04) ≪ 渡航前に勉強しなかった人、日本で働きながら勉強した人 ≫

前回の第76号では Endo Method を不完全ながらも、学んでから海外に行か
れた方の例をご紹介しました。
完全に学んでから行かれれば、もっと効果があった筈だ、ということをお分か
りいただけたと思います。

今回は Endo Method を学ばずに、アメリカに住みさえすれば何とかものにな
るだろうとの期待から渡米した方の例と、日本で働きながら Endo Method で
学ばれた方の例をご紹介しましょう。 

これは、既に「ファンクラブ通信」第20,21,22号でご紹介したのです
が、ここでもう一度、抜粋引用しますのでゆっくりご覧ください。
    ----------<以下引用>----------

アメリカに10ケ月住んでも会話が出来ない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A.S.さん
私は10年程前にアメリカ コロラド州に住み、そこの語学学校で英会話勉強を
10ケ月しました。

毎日授業と宿題に追われながらの生活でした。 授業はなんとかこなすことが
出来ました。 
しかしスピーキングでどうしても超えられない壁がありました。 3語以上の
センテンスを続けてしゃべれないのです。 机上では作れるのですが。 いざ
会話となると、3語話すと必ずそこで止まってしまい、そこから又考えて次の3
語を話すと言った具合です。 頭に入れていられる容量が3語までと言う感じ
です。 

そう言うわけで、I’m fine. とか、How are you? とかは言えても、
I don’t want to eat tonight since I had a big lunch today.
などの長い文が言えないのでした。 ルーム・メイトのアメリカ人とも、いろ
んなことが話したかったのが、それが出来ずに残念な思いをしました。

どうしたら、すらすら長い文章が言えるようになるのでしょうか。 何か良い
アドヴァイスがあったらお願いします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
よくわかりました。 3語以上の文章は絶対ダメと言うわけではないトシテモ、
要するに、短い文章でないと頭に音声としては定着していないと言うことです
ね。 机上でなら長い文章でも良いと言うことは、あくまで日本の中学,高校、
大学で貴方が学ばれた英語と言うのは、机上の英語、即ち紙の上で左から右に
流れていく文字の英語にしか慣れていなかったと言うことですね。 空間的次
元の左から右への文字の流れでなく、全く違った時間的次元の、先からあとに
音が流れていく英会話では力がついていなかったと言うことですね。

そしてスピーキングは3~4語程度だったとしても、ヒアリングはどうでしたか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

A.S.
そうですね。 3~4語よりもうすこし長い英語は聴けるとしても、
I don’t want to eat tonight since I had a big lunch today. ほども長く
なるとやはり理解できなかったです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
貴方の現在のTOEIC点数は905点とのことですが、今なら長い英文でも言えるの
ですか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

A.S.
まだうんと長いとダメですが、I don’t want to eat tonight since I had a
big lunch today.程度なら今では言えるようになりました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
では、何故長い英文が言えるようになったのでしょうか。 どんな勉強をした
から、そうなったと思いますか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

A.S.
なにしろアメリカから帰って、もう10年もなるのですから。 その間、いろい
ろなことをやりました。 英会話学校に行ったり、テレビやラジオの英会話講
座をきいたり、外人と話をしたり、映画を見たり、英語ニュースを聴いたり、
仕事で英語を使ったり、です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
10年もの間になしくずしに、英語力がついてきたのですね。 その中で特に効
果があったのは何だったですか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

A.S.
そうですね外資系の会社にいたので、毎日E-メイルを読んだり、自分でもE-メ
イルで返事をしたり、最近の3年間はこればかりしていましたが、これが一番
力をつけたことになったのでしようか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
と言うことは聴いたり話したりすることよりも、読み書きが役立ったのですね。
弊社の勉強法だと10年もかけずとも、わずか6ケ月程度で、余り長い文章はダ
メだとしても、或る程度の長さの英文は聴けたり、話せたり出来るようになり
ます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

A.S.さんのプラス・ファクターを整理してみますと:

◎アメリカ滞在10ケ月
◎その間現地英会話学校に10ケ月(毎日朝から夕方まで、全日制)
◎アメリカ人のルーム・メイトと一緒に暮らす

これ程英会話習得にとっての強力なプラス・ファクターが沢山あったのに、わ
ずか3語の英語しかしゃべれなかったのです。

この方は、もう一つ英会話勉強での大きなプラス・ファクターをお持ちです。
それは社交的な性格であることです。 英語では extrovertedな性格なのです。
(反義語は introverted) しかもアメリカ人のルーム・メイトと一緒に住ん
でおられて、この程度の進歩なのです。

これがアメリカ留学の実態なのです。

これと Endo Methodを理想的な状態で採用しているファナック株式会社でのF.
M.さんの体験談とを比較してください。 この方は6ケ月の練習期間に TOEIC
点数を460点より780点と320点アップさせた人です。
  ―――――――――――――――――――――――――――――――

F.Mさんの体験談:

ヒアリングはかなりラクになった。 句 (Phrase)のかたまりで、例えば

 one of the ——-s
 have gone to school
 for quite a long time

などハッキリと聴き取れるようになった。

英語ニュースは、まだまだ分からないところが多いとしても、以前より分かる
部分がかなり増えた。

英語の映画も、まだまだ分からないとしても、実際に言っていることと、字幕
のくいちがいが気付くようになった。

DynEd CD-ROMは色々なセンテンス・パターンを含んでおり、しかも、その一つ
一つのセンテンスを耳にたこが出来る程聴きまくり,又それを自分でも声を出
してオウム返しにしゃべる反復練習の訓練が効果があったように思う。

今までのように意味がわからないまま聴くのでは何度聴いても効果がないが、
CD-ROMでは意味が分からない場合は英文字幕を見ながらもネイティヴの言うこ
とがセンテンス毎に聴いて理解出来るので、このように意味を理解しながら何
度も何度も聴きつづけ、また自分も言いつづけることが出来たので、これで力
がついたと思う。 しかも意味が一旦分かってしまうと字幕を消して、声だけ
で聴き続けるところが良かった。

会社の仕事での電話の英語でも、今までは聴けなくて困る割合が多かったが、
それが少なくなり、電話に出るのが余り怖くなくなった。

しかし,今まで長文小説のようなものは読んだことがないので、長い Sentence
(文の始めからピリオドまで)を理解するのは、まだまだ辛い。
今後の課題は長文をドンドン読んで、英文に慣れ、その中に含まれるまだ知ら
ない熟語を知っていく必要がある。 熟語を知らないと聴けない。 
しかし今回のコース中でも、病気で死ぬ(die)、場合でも、今までは日本語的
感覚でdie byかと思っていたが、それが英語では die fromとか die ofと言う
のだと言うことがわかった。 一旦わかると、それが聴きやすくなる。

発音をコースの始めに厳密に学んだので、今ではネイティヴと話すチャンスが
ある時にも、発音を気にするようになった。 
特にアメリカ語で難しい catの aや 、birdの irなども頭に入れた上で聴ける
ので、聴き取りやすくなった。 又ヒアリング訓練の前にネイティヴ発音で単
語を覚えたのがヒアリングに役立った。

今までは単語を知っていたとしても、スペルで知っているだけで、ネイティヴ
の正しい発音では知らないので聴けなかった。 発音で直接的に単語が頭に入
るようになったのが良かった。 もっともスペルも発音も両方とも必要と思う。