「ファン・クラブ通信」 第243号 (2008/07/30) ≪生徒から発音記号についての質問-その1≫

今回は、弊社の発音指導1回目を受けたばかりの生徒さんから寄せられた質問
を紹介します。
今までに弊社から発音を習ってきた全ての生徒さんにも役立つ知識だと思いま
すので、ぜひお読みください。

【質問内容】 
遠藤先生。
先日は迅速に第1回目の発音指導書をお送りいただき、誠にありがとうござい
ました。
懇切丁寧であたたかなご指導をしていただいたお陰で、少しやる気が出てきま
した。
今後ともよろしくお願いいたします。

ところで、ご指摘いただいた発音の仕方で、わからないことがありますので、
お教え願えれば幸いです。 
それは、[ei] と[ai] のときの[i]の発音についてです。
指導書では、「三角絞りの舌」で発音すると良いと教えていただきました。
それで練習しまして、自分なりに 「三角絞りの舌」ができるようにはなりま
した。
しかし、なぜか舌の動きが不自然で、いまひとつ身体になじみにくいのです。
舌を宙に浮かせて[i]の発音をしたほうが、私には自然に発音ができます。

ご著書の「英語脳DVD」の Page 24に、『「e」の音のときの舌先は、「C」の
位置につける場合もあり、自然に宙に浮いた状態になることもあります』と書
かれています。

[ei] と[ai] のときの [i] の発音では、舌先を宙に浮かせてもよいのでしょ
うか。 それともやはり舌先はあくまでも下歯茎につけるようにして「三角絞
りの舌」を練習したほうがよいのでしょうか。

———————————————————————–
                    
【答え】
貴方の [ei], [ai] の [i] の舌の形についての質問に対する答えです。
舌先が少し上っているか下についているかは余り問題にせず、あくまで舌の下
部を細く絞っているところが大事なのです。
「英語脳DVD-BOOK」では「舌先を「C」の位置につける」と書いてあったかも知
れませんが、この書籍を書いた当時は、弊社の「口と舌の形で学ぶ英語発音」
第1版に基づいていたのですが、第2版を製作するにあたって、第1版のように、
「舌を必要以上にとやかく言うこと」はやめたのです。
第2版では、「8つの口の形」はやかましく言っておりますが、舌の形について
は余りうるさいことを言わないように根本的に改正したのです。
第1版での指示に厳密に従うと、色々と矛盾が生じることがあったので、第2版
では、その点を改めたのです。

[ei] は、[e] から [i] に移る際、「下顎」を動かすのではなく、「舌」を動
かして発音するのが良いのです。
その理由は「英語発音は日本語発音よりも、はるかに正確に発音せねばならず、
しかも日本語よりも速く発音されていますので、重くて動かしにくい顎よりも、
もっと軽い舌を動かして同じ [ei] を発音する方が物理の原則に適っている
から」です。
日本人は舌を動かして [e] から [i] に移ることには慣れていないので、難
しいと思うのですが、慣れてしまうと、遥かにラクであることが判る筈です。
この際教材テキスト・ブックの Frames Nos. 140~146をご覧にいれましょう。
(http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/kyouiku/hatsuon/frame140-146.pdf

また、「三角絞りの舌」と名づけている舌の形を上手に見せてくれている生徒
さんの動画がありますので、こちらも参考にしてください。

http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/kyouiku/hatsuon/video/ei-sample.html

顎を上下に動かすことは全くせずに、舌の形の変化だけで [e] から [i] に
移っているのがお分かりでしょうか。 

「ファン・クラブ通信」 第242号 (2008/07/23) ≪外資系企業に勤めて≫

今回は、Endo メソッドで、発音→英単語→ヒアリング・スピーキングを終了
し、その後、2年後に DynEd(ヒアリング・スピーキング)の再開をされる方を
ご紹介しましょう。

「今回、改めてDynEd を学ばせていただこうと考えたのは、外資系企業に転職
し実践で英語を使う機会が増える中で、更なる実力向上をはかりたいと考えた
からです。
実践の場での経験だけでは、効果的な表現方法を蓄積するには時間がかかりす
ぎるように思われますし、また、実践中心ですと徐々に文法が崩れていくよう
に感じております。」

【国際教育研究所よりの答え】

上記の文章から貴方が良く考えておられることがわかります。
DynEd は実戦英会話よりも、効率的な勉強法なのです。
現在でも、海外で勤務している沢山の日本人が、貴方と同じような考えかたか
ら DynEd を練習しておられるのです。
英語社会にドップリと使っている1時間よりも DynEd 教材に聴き入る1時間の
方が英会話力がつくからです。

また、DynEd を学ぶと完璧な英文法が身につく理由は、DynEd では英文法を教
えてくれるからではなく、完璧な英文法でしゃっべてくれるネイティヴ文章を
そのまま口移しで覚えこんでしまうので、ネイティヴから口移しで取り込んだ
通りに自分もしゃべると結果的には英文法にかなった英文をしゃべることにな
るからです。
このことはアメリカの子供が小学校に行って英文法を習う前から英文法にかな
ったしゃべり方をしているのと同じなのです。
アメリカの子供は英文法通りにしゃべる両親やそれ以外の大人の言うとおりに
口移しでしゃべっているからです。
また英文法通りにしゃべってくれる大人は、その前の世代の大人より英文法に
かなったしゃべり方を継承しているのです。

成人用教材として DynEd には次のようなものがあります。
貴方は既にNDE(New Dynamic English)、 DBE(Dynamic Business English) を
終えておられるので、そのあとから勉強されるのが良いでしょう。

勉強費用は次のように非常に安くなります。
ネイティヴ先生の英会話教育で最も定評のあるベルリッツでの費用は1時間
\10,000 であることと比較して如何にに安いかがお判りと思います。

DynEdレンタル費用: 1ヶ月(30日) \15,000
毎日1時間勉強した場合: \500/hr.
毎日2時間勉強した場合: \250/hr.
毎日5時間勉強した場合: \100/hr

教材名/標準勉強時間
●New Dynamic English 180h~360h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/nde-r/description.html
●Dynamic Business English 60h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/dbe-r/description.html
●Functioning in Business 40h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/fib.html
●English by the Numbers 40h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/ebn/ebn.html
●Hospitality English 40h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/he.html
Advanced Listening 9科目 120h
●The Lost Secret 60h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/ls/ls.html
●First English 96h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/fe.html
●English For Success 120h
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/efs.html

上記の内、最高レベルのものは、Advanced Listening の9学科で、スタンフォ
ード大学の講義そのものを収録したものです。 次の9学科です。
http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/hearing/adl.html

●Advanced Listening 1
Dealing with Stress
Genes and Gene Therapy
The Chinese Economy
 
●Advanced Listening 2
How to Give a Lecture
The Geology of Volcanoes
A Comparative History of Slavery
 
●Advanced Listening 3
The“Invention”of the Airplane
A Perspectives of a Child Psychiatrist
The Miriam Van Waters Story

「ファン・クラブ通信」 第241号 (2008/07/16) ≪高い英会話レベルを持った方の学習姿勢≫

今回は、最近Endo メソッドで英語学習を開始したある方について紹介します。
この方は既に「英検1級」、「TOEFL 627点」を取得されており、英語力を大き
く生かせる仕事についておられる50代半ばの男性です。
最初から英語発音も非常に良いので、弊社の「発音教材」をスキップし、「ヒア
リング・スピーキング教材」の New Dynamic English から始めることになりま
した。
New Dynamic English は全部で8つのモジュールがあり、最初にプレイスメント
・テストを受けてどのモジュールから学習するかを判定するのですが、
この方は、最高レベルのModule 8より始めるようにとの結果が出ました。

「英検1級」のレベルは英文読解力でも TOEIC 満点の990点より上で、英会話力
でも TOEIC 満点よりも上のレベルです。
私(遠藤尚雄)は現役時代には丸紅、富士通、ファナックのような企業に勤め
ており充実していたので、特に自分を他の企業に売り込むためにTOEICや英検な
どを取る必要が無かったのですが、13年前に今の国際教育研究所をスタートさ
せた時に、やはり世間に対して私の英語力を証明するものを持っておいた方が
良かろうとの考えから、初めて67才の老齢で「英検1級」を受けて合格しました。
そのときの経験から、「英検1級」の凄さを知っているのです。
英検1級はここ十数年の内に急速に難しくなっており、以前なら合格した人達が
合格しない、特に2次試験の英会話で落とされるケイスが増えていると聴いてお
ります。
英検1級が余りにも難しくなったので、その救済方法として「英検準1級」の等
級を作り、英検準1級が以前の英検1級に相当するようです。
私が英検1級を受けたのは英検1級が急に難しくなってからのことです。

また TOEFL 627点にしても大変な数字です。
私は今までに多数の生徒に米国の大学院に送り込むための英会話教育をしてき
ましたが、その際、最低限どこかの大学に入り込むためには TOEFL 500、中流
大学なら TOEFL 550 が必要で Harvard, Yale, MIT のような超一流大学の合格
点はTOEFL 600点だからです。

この方は既にこれほど英語レベルが高いのに、DynEd New Dynamic English を
プレイスメント・テストが指定した Module 8 からではなく、Module 1 から
学習したいと申し出てこられました。 New Dynamic English では、自分の
しゃべった音声を録音し、再生する機能がついていますが、ご自分の発音を聴
いているうちにModule 1 のやさしい英文からしっかり学びたいと感じられたよ
うです。 この機会に、英語を聴いたりしゃべったりする際に日本語を介在さ
せるクセを完全に取り除きたいという目的もあったようです。
このように、自分の力に慢心せず、常に克服すべき課題を見つめる姿勢をもっ
てこられたからこそ、現在の高い英会話力を身につけられたのでしょう。

Endo Method は通常の読み書き重視の英語学習から脱却した「音声ベイス」の
学習法であることは常々説明しているとおりですが、これをあまり理解してい
ないため、New Dynamic English の前半のモジュールの文章を少し見ただけで
「英文が簡単すぎる」と甘くみて真剣にやらない生徒がたまにいます。
簡単に見える英文でもそれが読めるというだけというのと、聴いて、自分でも
話すことができるようになることとは全く違うのです。
そしてそのような英文を「聴いてしゃべる」の反復練習で確実にモノにしてい
ってこそ、最終的に長く複雑なことも聴けて、話せるようになるのです。

この方は結局は、Module 1, 2, 3, 4, 5, 6 と駆け足で勉強されたあとに私の
スクーリングを受け、このあとはNew Dynamic English の Module 7, 8 を経
て、その延長線上にあるDynamic Business English, Functioning in Business,
English by the Numbers, Hospitality English, Advanced Listening へと進
まれることになりました。 その段階で次のEメイルを私に寄こされました。

「ありがとうございました。 また精進いたします。」

そして、そのあとで、次のように大変嬉しいEメイルをいただいたのです:

「先日、今年私の部署に配属になった若手職員に、貴コースを勧めました。
もうすぐボーナスだよな、意味のあることに投資しろよ、といいましてね。
おべんちゃらを申し上げるつもりはありませんが、貴メソッドは、これまで過
去35年にわたって英語を勉強してきていろいろな教材に触れてきた中でも、出
色のものと思っております。 これからもやる気がありそうな若者には推薦し
てまいる所存です。」

ファン・クラブ通信の読者の中には、発音学習中の方、単語学習中の方、そし
てNew Dynamic English 学習中の方がいらっしゃるでしょう。
これから夏の休暇などもあり、ご自分の英語学習をいっきに進めようと計画し
ている方も多いと思います。

この夏は価値あるトゥールである英会話力を身につけるために、いつもより多
く時間を割いてはいかがでしょうか。
まだEndo メソッドを検討中の方も含め、より多くの方が今夏、決意を新たに
してEndo メソッドの英会話学習に取り組まれることを願っています。