「ファン・クラブ通信」 第124号 (2006/03/29) ≪カタカナ英語 (5)≫

カタカナ英語を厳密に考えていくと、単に英語発音が改善されるだけでなく、
英単語を覚える際にもっと意味を厳密に、思索的に、覚えることをも学べてい
けると思うのです。

一例として日本人が使っているコンピュータ用語の「メール」についてお話し
しましょう。

日本人は例外なしに「メール」、「メール」と盛んに言っていますが、アメリ
カ人やイギリス人は必ず e-mail または electronic  mail と言っているので
す。

これは日本人が如何に「英語意識に欠けているか」を端的に物語っています。
「英語意識」に欠けているから英会話が上手になれないのです。
皆さんは mail と言う英単語は中学時代に誰でも習ったことがある筈です。
そして、それは「郵便」(post mail) のことだと言うことを知っている筈です。

ところがコンピュータ用語の「メール」を読んだり聴いたりした時に、これは
中学校で習った mail なんだな、とは頭に浮かんで来なかったのでしょう。
中学校では、この mail というのを基軸として
surface mail, inland mail, seamail, airmail, oversea mail, express mail,
registered mail, special delivery mail, confidential mail ・・・
これらの全てを知らなくとも、かなりはご存知の筈です。
更には、electronic mail が出始める少し前の時代には、電話を個人指定の
mail box に転送する voice mail まであったのです。

こう考えてくると電子メイルはelectronic mail, または省略してe-mail と言
って当たり前です。
これからelectronic またはe- を取り除いてしまうと全く意味をなさなくなっ
てしまうのです。

このような感覚をすべてのアメリカ人、イギリス人は持っているのに、何故日
本人は「この感覚」が持てないのでしょう。
この意識を変えなければ、英会話ができるようになるはずがありませんね。

更にカタカナ英語から脱却するために [ i: me:l ] ではなく[ i: meil ] と
発音してください。
こう正しく発音出来るために「イーメール」ではなく「イーメイル」と書いて
ください。

このように「イー・メイル」について考えてくると、本年2月22日付けの
「ファン・クラブ通信」第119号 カタカナ英語(2) で紹介した中国人の思索的
な英単語勉強法に通ずるものがあることにお気づきでしょう。
このように大いに中国人の英単語記憶法に学ぶべきです。

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「ファン・クラブ通信」 第123号 (2006/03/22) ≪カタカナ英語 (4)≫

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先週水曜(3/15) は「カタカナ英語」をお休みして「皆様にどうしても知って
頂きたいこと」を配信しました。 今週から「カタカナ英語」を再開します。
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「ファン・クラブ通信」の購読者から「カタカナ英語」につき次のような否定
的な考えを頂いたことがあります:

「カタカナでは正確な発音は表現できないと思います。
カタカナはコミュニケーションの道具と考えると現在主流となっているカタカ
ナ表記を本来の発音に近い表記にして通じなくなる恐れがあります。
よって今までのカタカナのほうがよいと思います。」
これを読むと私としては「親の心、子知らず」だなと思います。
そもそも、日本人はこのように英語発音を無視しながら、一方では高いお金を
払って英会話学校に通ったり、更にもっとお金をかけて海外に語学留学に出か
けたりまでしています。 これは「余程英会話をものにしたい」からでしょう。

それならば、なぜ、もっと手じかな問題としての「カタカナ英語」の誤りを正
することから始めようとしないのですか。
所詮「英会話をものにすること」は非常に難しいこと、普通なら一生勉強し続
けてもものにならないほど、難攻不落の強敵なのです。
「英会話」が「難攻不落の強敵」だと認識するのなら、これを攻め落とすため
には、余程戦略的に、徹底して、攻めねばなりません。
「徹底する」にはまず「カタカナ英語」の矛盾にも気づいて、これを地道に解
決して行こうとする心構えも必要となろうと言うものです。
不徹底な考え方では、到底ものにはなりません。

「カタカナでは正確な発音は表現できない」と言われましたが、「デート」が
間違いでこれを「デイト」と改めることは簡単です。
しかし read と lead の区別をカタカナですることは不可能でしょう。
この問題解決のためには、私としては、もう少し「カタカナ英語」の問題を弊
社の「ファン・クラブ通信」なりホウム・ペイジなりで取り上げて行く過程で、
「リ(r)-ド」と「リ(l)-ド」で区別して行くことさえ考えているのです。
その前に thank を「サンク」でなく「thアンク」として[th] の発音に厳密に
なる指導もできます。
「ファンレター」も「fアン・レター」とすることも良いでしょう。
「ファン」と「レター」のあいだを今の日本人流に続けてしまって「ファンレ
ター」とするのではなく「fァン・レター」とすることにより個々の単語意識
を持たせることも英語力をつける上で役立つでしょう。

「現在主流となっているカタカナ表記を本来の発音に近い表記にして通じなく
なる恐れがある」と言う問題については、もし終戦後の初期に当用漢字を
2,000 語程度に限定した権限を持っていた文部科学省の高官の地位に私が立て
るなら、私は徹底してカタカナ英語の表記方式を改革するでしょうが、今の私
にはそのような権限はありませんので、国の方針を変えることは諦めて、せめ
て私の英会話の生徒にだけでも、改革案を導入して行けば良いのではないかと
考えています。
そうすれば私の生徒は英語発音の重要性に気づき、英語発音に厳密になろうと
思いだし、その理想的な解決法として弊社の「口と舌の形で学ぶ英語発音」の
勉強に取り組む気になってくれるでしょう。

ここまで来れば英語発音が完璧になります。
そのことは今までに何度も紹介している次の URLが証明しています:
 http://www.pasocon-eikaiwa.com/hatsuon/yushu/sample.html

 

「ファン・クラブ通信」 第122号 (2006/03/15) ≪皆様にどうしても知って頂きたいこと≫

Endo Method の数年来の信奉者でさえ案外Endo Method の実態を知って頂いて
いないことが最近ある生徒さんと電話で話していて判ったのです。
そこで、そのような方々に是非次のことをお知らせしたいのです。
最近弊社に近づかれた方々にも勿論知って頂きたいことなのです。

1)  発音教材は以前のヴィデオ・テイプと最近の CD-ROMとでは大きな違いが
  あり、そのために今では非常に短い時間で、しかもほとんど全員発音が目
  立って上手になります。 その効果は:
   http://www.pasocon-eikaiwa.com/hatsuon/yushu/sample.html

2)  英単語記憶も最近では「原義から連想展開」で覚える方式を非常に強化し
  ました。 ご興味のある方はお問い合わせください。
  個別に無償資料をお出ししております。
  現在本の出版準備中ですが、本の出版までには、あと3~6ヶ月かかります
  ので、それまでは原稿を無償で差し上げているのです。
  (281頁の pdf資料です。) 

3)  ヒアリング・スピーキング教材では次のような画期的なことがあります:
 
(a) 中国政府がDynEd 方式を国策として取り上げ、既に毎月50万人がこの方式
   で勉強しています。 

(b) 弊社のDynEd 教育方式を徹底的に改善し、今までよりも余程速く聴けてし
    ゃべれる力がつくようになりました。

(c) New Dynamic English だけでなく、全部で9種類のDynEd シリーズが自由
  に使えるようになりました。 この中には中学、高校での数学、物理、化学
   などの教科及びアメリカ スタンフォード大学での講義のライヴ録音の
   CD-ROM もあります。  しかも費用はレンタルでわずかの \15,000/月。
  毎日2時間勉強すれば1時間当たりの費用はわずかの\250 で、ネイティヴか
   ら習う 1時間あたり\10,000 のわずか 1/40です。

4) 次の図の水色部分のように、従来の英会話勉強方式はほとんど効果があり
   ません。    
  効果が無い現状:
   http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/kyouiku/houshiki/pic1.jpg

   この図の水色の部分のように力がつきません。
   このように効果が無い理由を次のように証明することが出来ました:
  
    http://www.pasocon-eikaiwa.net/ebb/ebb_mov.html
  
  ※上記URL はタイミングによってはうまく表示されないことがありますの
   で、その時には時間をおいてもう一度アクセスしてみてください。
上記の4大項目につき、もっとお知りになりたい方は次のものをお読み下さい。

1)「これならできる超高速 英会話速習法&トレイニング」
  http://www.pasocon-eikaiwa.com/shouhin/houhouron/sokushu.html
    (\1,575)

2) http://pasocon-eikaiwa.net/member/top_page.html (無償)

3) http://www.pasocon-eikaiwa.com/ (無償)

4)「ファン・クラブ通信」バック・ナンバー第001号~第121号
  http://www.pasocon-eikaiwa.com/fanclub/back_num (無償)

「ファン・クラブ通信」 第121号 (2006/03/08) ≪カタカナ英語(3) カタカナ英語と中国人の続き≫

前回では「英単語を取り入れる上で、日本人は皮相的な猿真似が上手で軽薄だ
が、その点中国人の方が自主性がある」と書きました。

一例を挙げると、国家の元首の間で敷設している電話の hot line を、中国人
は hot の意味を考え、line の意味を考えて「元首間の一端緩急時の電話回線」
と言う意味で正確に hot line を理解していて「熱線」と訳しているのに、日
本人は単に発音だけ取りいれている、と言った「哲学的」か「皮相的か」の違
いがあるように思います。

しかも日本人が非常に良くない点は、このように英語発音をそのままカタカナ
で日本語化するのなら発音を正確に取り入れるべきところを、大抵の場合、発
音をひんまげてカタカナ化しているところにあります。

「ファン・クラブ通信」第118号(2006年2月15日)でシンガポール在住の私の生
徒さんが recently を「レセントリー」の発音で覚えていたので、何回ネイテ
ィヴに「レセントリー」といっても通じなかった、もう少し正しく「リーセン
トリー」とさえ覚えておれば通じたのに、と嘆かれていました。

一時が万事、日本人はこうした馬鹿げたカタカナ化をしているのです。
Advice(忠告)と言う名詞も正しくは「アドバイス」の「バ」のところにアク
セントを入れるべきなのに、日本人は間違って最初の「ア」のところにアクセ
ントを入れています。
情けないことには、標準語の尖兵であるテレビ、ラジオ アナウンサーでさえ、
「ア」にアクセントを入れています。

また donor (血液や内臓の提供者)を日本人は「ドナー」と言っていますが、
これは英語では「ドウナー」と「ウ」をはっきりと発音しているのです。
同様にコピー・マシンに使う印刷用の粉を日本人は「トナー」と言っています
が、これは「トウナー」と「ウ」を入れないとネイティヴには通じないでしょ
う。

このような簡単なカナ使いの誤りから正して行くことからはじめて、
「トゥデー」でなく「トゥデイ」であることや、最終的には [r] と[l] の違
いにまで発展して学んでいくべきです。

「ファン・クラブ通信」 第120号 (2006/03/01) ≪ カタカナ英語 (2) カタカナ英語と中国人≫

本年2月1日付けの「ファンクラブ通信」で『カタカナ英語(1)』を発行しまし
た。 今日から『カタカナ英語』につき何回か連載で説明しようと思います。

私(遠藤尚雄) は、ここ3年間ファナック従業員教育の中で中国系の社員を数名
教えてきており、彼等と日本人生徒との差に色々気づいてきております。
例えば中国語は文法的に英語と近いところがあるので、DynEd ヒアリング・ス
ピーキング段階に入ると中国人生徒は日本人よりも頭角を現してきます。
英語に近いとは「S+V+O」及び「前置詞+前置詞目的語」の語順が英語と同
じである点です。

今日は文法ではなく英単語と中国人との関係について日本人との相違を説明し
ましょう。 次の表をご覧ください。
http://www.pasocon-eikaiwa.com/fanclub/fc120.html

英単語のスペル、英語に相当する中国語、日本語のカナ表現、日本語の漢字の
順序で表にまとめたものです。

気づくことは、日本語では英語発音をカタカナに変換して、そのまま日本語と
して取り入れることが一般化しているのに、中国語では、このように英語発音
のまま中国語に取り入れることはやらずに、英語の意味を考えてその意味を持
つ漢字で表現していると言うことです。

このような日本人と中国人との相違の一つの理由は、日本語では英単語の発音
がそのままカタカナ化できるような発音文字を持っているのに、中国では発音
を表わす文字が無い、と言うことでしょうが、もう一つの理由は中国人の方が
思索的であり、また自主的であるので、英単語の意味を完全に把握しているの
に、日本人は軽薄で英単語を音だけで表面的に取り入れているところにありま
す。
言い換えれば日本人は子供のように考え方が単純で英語発音をそのままカタカ
ナで取り入れて、それで足れりとしていると言うことです。
日本人は猿真似が上手で軽薄です。
その点中国人の方が自主性があると思います。