「ファン・クラブ通信」 第89号 (2005/07/27) ≪ Endo Method 10:私が英会話に強くなれたわけ – 1 ≫

先々週の7月13日に Endo Method の第1章「英会話勉強法の速度」は終わり、
先週の7月20日には「スクーリングについて」を特別号として挟みました。

今週からは Endo Method を継続しますが、第2章の「私が英会話に強くなれた
わけ」に入ります。
第2章:私が英会話に強くなれたわけ

私は中学に入った時から、英語勉強には少し変わった考え方を持っていました。
英語に限らずあらゆる言語は、音声が「主」で、文字は「従」である、と考え
ていました。
そこで、私としては英語を勉強するには文字よりも「発音」を重視すべきだと、
初めから考えていたのです。

だから英単語を覚えるにはスペルと日本語訳以外に必ず国際発音記号も覚えて、
自分でも発音出来るようにしていたのです。
学校での定期試験の時に一夜漬けで何百語の英単語を覚えるのにも、それまで
に自分で作っていた手書きの英単語帳に発音記号が記載漏れの場合には、必ず
字引で発音記号を調べてからでないと、その単語を覚える気がしなかったので
す。

このような勉強法は、特に時間が無くて一夜漬けで勉強しなければならない時
には、非常に効率の悪い勉強の仕方です。 即ち、試験の時はスペルと日本語
訳さえ覚えておれば点が稼げるので、国際発音記号を覚える必要は全くないの
です。 要領の良い生徒は、例えば “sometimes” の意味を「時々」と覚える
際に「サムタイムズ」の発音では覚えずに「ソメチメス」と覚えていたと聴い
ています。 その方がスペル間違いをしにくいからです。 点取り虫に徹する
には、これで良いのでしょう。

しかし、「言語は発音」との考えをハッキリと持っていた私は、定期試験の前
日でさえ、発音記号を覚えていたのです。 これは明らかに試験の成績をあげ
る上では効率の悪い勉強の仕方です。 要領の良い生徒と比べると私のやり方
は明らかに「愚鈍な」やりかたですが、この私の愚鈍さが他の生徒よりも英語
で飛躍的な力をつけることになった理由なのです。
余談ですが、このように国際発音記号にこだわっていたので、現在では、知ら
ない単語をネイティヴがしゃべるのを耳にすれば、それの国際発音記号が書け
るし、同時にスペルもほぼ分かるので直ぐに電子字引を引くことが出来ます。
逆にスペルを見れば正しく発音できます。 当然国際発音記号も書けます。

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「ファン・クラブ通信」 第88号 (2005/07/20) ≪ p-e net のスクーリングについて ≫

過去配信した「ファン・クラブ通信」第79号より先週の第87号まで9回に
わたり Endo Method の詳細を連載でご紹介して来ましたが、前回で第1章
「英会話勉強法の速度」が終わりました。
ここで一つの区切りとなりますので、第2章の「私が英会話に強くなったわ
け」に進む前に、一つ新しいトピックをお知らせしたいと思います。

それは「ヒアリング・スピーキング」教材である New Dynamic English の生
徒さんに対する「スクーリング」の実施についてです。
この「ファン・クラブ通信」で発表すると同時に弊社のホウム・ペイジ
 http://www.pasocon-eikaiwa.com/ にも掲載します。

この「スクーリング」は私が常務取締役を退任したあと未だに顧問をさせて頂
いているファナック株式会社では、過去12年間毎週実施し、大きな効果を挙
げている方式です。 ファナックでのスクーリングについては次の URLをご覧
ください:

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/reference/130.htm

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/reference/131.htm

この同じ方式を pasocon-eikaiwa net (p-e net)会員で New Dynamic English
(NDE)を勉強中の生徒さんにも実施させて頂くこととしました。
ただし、ファナックでのように毎週1回ではなく、 NDE Module 1~Module 8
の勉強中に1~3回程度を考えております。 1回1時間程度で \3,000 を予
定しています。
このスクーリングについては、次の URLのスクーリング体験者の感想文を読ま
れるとお判りいただけます。 

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/schooling/kansou.html
これは極めて価値のあるサポートですので、無制限に実施するのではなく、原
則として真面目に勉強していると思われる生徒さんだけに対するものです。 

真面目に勉強しているとは、“p-e net の「学習進行状況確認表」最上段にあ
る「重要資料」の内容に忠実に従って勉強をしてきている生徒さん”です。 
即ち、 TOEIC点数を報告し、そのあと「方法論」→「発音」→「英単語」→
「ヒアリング・スピーキング」と着実に進み、それぞれの勉強行程でも真面目
に勉強し、着実に力をつけてきている生徒さんです。 生徒さんの NDE の勉
強の仕方を私が詳しく見ていて、適当な時期にこのスクーリングをご提案致し
ます。

なお、このスクーリングはマイクロソフト社の MSN Messenger を利用します
ので、いくら長時間相互に話をしても通信費がかからないのです。
このMSN Messengerを利用すれば通信費がかからないだけでなく、普通の電話
を利用するよりも音質が良くなるという利点もあるのです。

また、音声チャットだけでなく、必要ならヴィデオ・チャットも可能なのです。
それには、別途Webカメラを用意する必要がありますが、これにより相手の顔
が見えるだけでなく、発音指導には生徒さんの口を大写しにしたものを私が観
察することも出来ますし、あるいは、国際発音記号を相手に示したい時には紙
に国際発音記号を書いて、それにWebカメラに写せば良いのです。

MSN メッセンジャーのダウンロード ペイジは次のURL です。

 http://messenger.msn.co.jp/

「はじめての方はこちら」及び「カンタンご利用ガイド」にダウンロードの詳
しい説明が出ています。

「ファン・クラブ通信」 第87号 (2005/07/13) ≪ Endo Method 9: 海外留学の限界 – 3 ≫

英語国に住みさえすれば簡単に英会話が出来るようになると殆んどの日本人は
思っており、子供には日本の学校を休学させ、あるいは、留年させても、海外
に留学させ、また成人の場合は、日本での自分の仕事及び、そこから得られる
収入を犠牲にしてでも、海外留学をする人達が沢山いますが、それがいかに
効果のないことなのかを、過去2回の「ファン・クラブ通信」でご報告してき
ました。

これと Endo Methodを理想的な状態で採用しているファナック株式会社での
F.M.さんの体験談とを比較してください。
この方は6ケ月の練習期間に TOEIC点数を460点より780点と320点
アップさせた人です。
昼間は会社で仕事をして、残業もかなりあるのに、毎夜2時間ずつ6ヶ月勉強
しただけなのです。
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B) 海外留学せずに Endo Method のみを勉強した場合

F.M.さんの体験談:

ヒアリングはかなりラクになった。 句 (Phrase) のかたまりで、例えば

 one of the ——-s
 have gone to school
 for quite a long time

などハッキリと聴き取れるようになった。

英語ニュースは、まだまだ分からないところが多いとしても、以前より分かる
部分がかなり増えた。

英語の映画も、まだまだ分からないとしても、実際に言っていることと、字幕
のくいちがいが気付くようになった。

DynEd CD-ROMは色々なセンテンス・パターンを含んでおり、しかも、その一つ
一つのセンテンスを耳にたこが出来る程聴きまくり、又それを自分でも声を出
してオウム返しにしゃべる反復練習の訓練が効果があったように思う。

今までのように意味がわからないまま聴くのでは何度聴いても効果がないが、
CD-ROMでは意味が分からない場合は英文字幕を見ながらもネイティヴの言うこ
とがセンテンス毎に聴いて理解出来るので、このように意味を理解しながら何
度も何度も聴きつづけ、また自分も言いつづけることが出来たので、これで力
がついたと思う。

しかも意味が一旦分かってしまうと字幕を消して、声だけで聴き続けるところ
が良かった。

会社の仕事での電話の英語でも、今までは聴けなくて困る割合が多かったが、
それが少なくなり、電話に出るのが余り怖くなくなった。

しかし,今まで長文小説のようなものは読んだことがないので、長い Sentence
(文の始めからピリオドまで)を理解するのは、まだまだ辛い。
今後の課題は長文をドンドン読んで、英文に慣れ、その中に含まれるまだ知ら
ない熟語を知っていく必要がある。 熟語を知らないと聴けない。 
しかし今回のコース中でも、病気で死ぬ(die)、場合でも、今までは日本語的
感覚でdie byかと思っていたが、それが英語では die fromとか die ofと言う
のだと言うことがわかった。 一旦わかると、それが聴きやすくなる。

発音をコースの始めに厳密に学んだので、今ではネイティヴと話すチャンスが
ある時にも、発音を気にするようになった。 
特にアメリカ語で難しい cat の a や 、bird の ir なども頭に入れた上で
聴けるので、聴き取りやすくなった。 又ヒアリング訓練の前にネイティヴ
発音で単語を覚えたのがヒアリングに役立った。

今までは単語を知っていたとしても、スペルで知っているだけで、ネイティヴ
の正しい発音では知らないので聴けなかった。 発音で直接的に単語が頭に入
るようになったのが良かった。 もっともスペルも発音も両方とも必要と思う。

「ファン・クラブ通信」 第86号 (2005/07/06) ≪ Endo Method 8: 海外留学の限界 – 2 ≫

前回ご紹介した方は、アメリカに10ヶ月も語学留学しても、英会話力はあま
りつかず、 I’m fine. とか How are you? のように、3~4語程度の短い英
文がやっと言えるようになった程度、だと言うことをお知らせしました。
そしてスピーキングは3~4語程度だったとしても、ヒアリングはどうでしたか。
 A.S.さんに尋ねてみましょう。

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A.S.
そうですね。 3~4語よりもうすこし長い英語は聴けるとしても、
I don’t want to eat tonight since I had a big lunch today. ほども長く
なるとやはり理解できなかったです。
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遠藤:
貴方の現在のTOEIC点数は905点とのことですが、今なら長い英文でも言えるの
ですか。
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A.S.
まだうんと長いとダメですが、I don’t want to eat tonight since I had a
big lunch today. 程度なら今では言えるようになりました。
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遠藤:
では、何故長い英文が言えるようになったのでしょうか。 どんな勉強をした
から、そうなったと思いますか。
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A.S.
なにしろアメリカから帰って、もう10年もなるのですから。 その間、いろい
ろなことをやりました。 英会話学校に行ったり、テレヴィやラジオの英会話
講座をきいたり、外人と話をしたり、映画を見たり、英語ニュースを聴いたり、
仕事で英語を使ったり、です。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

遠藤:
10年もの間に、なしくずしに、英語力がついてきたのですね。 その中で特に
効果があったのは何だったですか。
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A.S.
そうですね外資系の会社にいたので、毎日E-メイルを読んだり、自分でもE-メ
イルで返事をしたり、最近の3年間はこればかりしていましたが、これが一番
力をつけたことになったのでしようか。
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遠藤:
と言うことは聴いたり話したりすることよりも、読み書きが役立ったのですね。
弊社の勉強法だと10年もかけずとも、わずか6ケ月程度で、余り長い文章はダ
メだとしても、或る程度の長さの英文は聴けたり、話せたり出来るようになり
ます。 即ち、先ほど貴方が言われた I don’t want to eat tonight since
I had a big lunch today. 程度なら聴けるだけでなく、しゃべれるようにも
なるでしょう。
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A.S.さんのプラス・ファクターを整理してみますと:

◎アメリカ滞在10ケ月
◎その間現地英会話学校に10ケ月(毎日朝から夕方まで、全日制)
◎アメリカ人のルーム・メイトと一緒に暮らす

これ程英会話習得にとっての強力なプラス・ファクターが沢山あったのに、わ
ずか3語の英語しかしゃべれなかったのです。

この方は、もう一つ英会話勉強での大きなプラス・ファクターをお持ちです。
それは社交的な性格であることです。 英語では extrovertedな性格なのです。
(反義語は introverted) しかもアメリカ人のルーム・メイトと一緒に住ん
でおられて、この程度の進歩なのです。

これがアメリカ留学の実態なのです。