「ファン・クラブ通信」 第13号 (2004/01/29) ≪ 今週の話題:TOEIC受験勉強の弊害≫

皆さんの中には、英語を勉強する上でTOEICという実力判定テストを意識
されている方がおられることと思います。 
しかし、TOEICの受験対策だけに主眼をおいて勉強するより、TOEIC
を無視することにより返って大きなTOEIC点数アップを得る英語勉強法をご紹
介しましょう。
それも2~3名でなく93名で次のような実績を得ているのです。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃   ファナックにおけるわずか6ヶ月の教育成果(合計93名)    ┃
 ┣━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┫
 ┃   教育結果→┃ TOEIC ┃ TOEIC ┃ TOEIC ┃
 ┃        ┃ 平均アップ ┃ 最大アップ ┃ 絶対点数  ┃
 ┃↓ クラス   ┃  点数   ┃  点数   ┃  最高   ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
 ┃ 平成13年度 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┃ 前期中堅社員 ┃   130点┃   265点┃   810点┃
 ┃    15名 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
 ┃ 平成13年度 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┃ 後期中堅社員 ┃   183点┃   320点┃   865点┃
 ┃    18名 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
 ┃ 平成14年度 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┃   新入社員 ┃   116点┃   270点┃   890点┃
 ┃    23名 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
 ┃ 平成14年度 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┃   中堅社員 ┃   115点┃   300点┃   730点┃
 ┃    17名 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
 ┃ 平成15年度 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┃   新入社員 ┃   176点┃   320点┃   855点┃
 ┃    17名 ┃       ┃       ┃       ┃
 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
 ┃  合計93名 ┃                       ┃
 ┗━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

これは各クラスでわずか6ケ月間の教育成果です。

General Electric と General Motors の夫々との対等合弁事業を傘下に持つ
超優良企業:ファナック株式会社での実績です。

詳しくは次をクリックしてください。

 http://www.pasocon-eikaiwa.com/endo/InternationalFANUC.doc
ファナックでは4年前までは社内英会話教育の卒業基準を TOEIC 600点として
いました。 当時でも既にファナックでは私の標準コースの「発音」、「英単
語」、「ヒアリング・スピキーング」教材を使っていました。

しかし、その頃私は富士通や本田技研での英会話教育に時間を大きくとり私の
出身会社であるファナックでの教育はアシスタントに任せていました。 その
間にファナックでの生徒の中で要領の良い考え方をする者は、TOEIC成績さえ
あげれば会社で認められると勘違いして私が提唱する本当に英会話の実力をつ
ける方式を無視して勝手にTOEIC受験の本を買ってきて、そればかり勉強した
のです。

その結果当時のファナック生徒の TOIEC成績は返って上がらなかったのです。
それに私は気づいて、平成13年よりは私の提唱する方式を徹底させたのです。

即ち、口と舌の形から学ぶ発音矯正、「アニメで覚える英単語」、そして Dyn
Edの New Dynamic Englishを徹底して勉強させたのです。 そして卒業基準か
ら TOEIC 600点を外し、次の基準に変更したのです:

1)New Dynamic English 1A, 1B, 2A, 2B, 3A, 3B, 4A, 4B各CD-ROMで進度 
  パーセンテージ80%以上

2)同じくNew Dynamic English 1A, 1B, 2A, 2B, 3A, 3B, 4A, 4Bでマスタ 
  リー・テスト80点以上

3)最後に私の英語面接での判断を最終合格基準とする。

そしてこのように教育方式を変更してから上記の表のような大きな教育成果が
出てきたのです。

そもそも「TOEIC点数が一人歩きして英語力の実態からかけ離れてきている」
との弊害は TOEIC実施機関の国際コミュニケーションズでも気づいて来ている
ことです。 それも当然のこと、そもそも TOEICは、競争者の速度を測る「ス
トップ・ウオッチ」と同様に測定器に過ぎないのです。 その測定器で教育し
ようとすることが全くおかしなことです。 例えば競争者のランニングの速度
はストップ・ウオッチであげるものではなく、老練なコーチにより、スタート
時の足の構え方、手の構え方、ダッシュ時/中間時/ラスト・スパート時のそれ
ぞれにどのようにエネルギーの配分をしていくか、息使いはどうするか、足の
動かし方はどうするか、手の振り方はどうするか、・・・などを指導して貰う
ことによりランニング速度が上がるのです。

私はこのような考え方から英会話力をつけるに際して、TOEICはあくまで尺度
と考え実際の実力養成は全く別の方法でつけることを考えたのです。
真の英会話力をつける方法とは私の「なぜ英語が聴けないのか、話せないの
か?」に代表される英会話習得の「方法論」にあるのです。

そしてその「方法論」通りを実行に移す教材として「口と舌の形で学ぶ英語発
音」、「アニメで覚える英単語」、「New Dynamic English」があるのです。

私の役目はランニングのコーチがダッシュ時の構え方、ランニング中の足の使
い方、手の使い方、体力の配分法などを教えるのと同じような英会話生徒の
コーチングにあるのです。 そして生徒達は私のコーチングに忠実に従って地
道な練習をつめば自然に英会話の実力が大きくアップするのです。

「ファン・クラブ通信」 第12号 (2004/01/22) ≪ 今週の話題:なぜ英語発音が重要か その5≫

今まで「ファン・クラブ通信」第8~11号と発音について色々な角度から説
明して来ましたが、発音の最後の結びとして、既にかなり発音が上手になった
人は何に注意して練習すべきかのテーマをとりあげましょう。 そしてこの方
はアメリカで働く可能性を目先に持っている方で、そのためには発音だけでな
く、発音をあくまでベイスとして、狙うところは英会話、しかも高いレベルの
英会話にあり、それに邁進する道もチャント正しくわきまえておられる優秀な
生徒さんです。

○○○○様 
第1回目の発音ヴィデオ・テイプを頂きました。
「口と舌の形で学ぶ英語発音」CD-ROM Step 3 発音記号練習編の37個の発音
記号をCD-ROMにある順序で録画されておりますね。 貴方の場合は数少ない優
秀生徒で、欠点を指摘する所が一つもないのです。 平均的な生徒さんなら良
くない発音を指摘して、その改善法を説明するのにA4のレター・サイズで3~
4頁は書かねばならないのですが、貴方の場合は、その必要がないのです。

このような事情故弱点指摘にはスペイスを費やしません。 むしろ今後このよ
うな「素質と練習に励まれた結果発音が上手になった方」には、どのように
「口と舌の形で学ぶ英語発音」のCD-ROMを使って頂けば良いかにつき私の考え
を述べましょう。

このあとはCD-ROMの Step 4, 5, 6, 7, 8となるべく速く進んで頂くのが良い
でしょう。 その際に最重点をおくべきことは英語のリズムに乗ってしゃべれ
るようになることです。 そのためには Luna先生(女性)と Sydney先生(男
性)がビートの利いた音楽のリズムに合わせて体をゆり動かしながら、歌うが
ごとく、英語をしゃべってくれていますが、この2人の先生の波に貴方もうま
く乗って練習することです。 そうすると英語のリズム感がつかめるようにな
ります。
英語のリズムとは、分析すると、テキスト・ブックの Page 3 Frame No.5~Pa
ge 4 Frame No.8 及び Page 28 Frame No.83~Page 29 Frame No.88に説明
しているように日本人の欠点である子音のあとに必ず母音をつける悪習慣をた
ちきることです。 これが徹底してできると自然と英語のリズムに乗れるので
す。
アメリカ人なら入れてはいないところに日本人のように母音を挟んでいると、
どうしてもそれだけ時間が長くかかり、真の英語発音の時間から遅れてくるの
です。 アメリカ人のシラブルの数通りに我々もしゃべらないとうまくリズム
でついて行けないのです。 英語の中でもアメリカ人発音、英国人発音、オー
ストラリア人発音、インド人発音とかなり違っていますが、これは母音が違っ
ていることから来ています。 その一例をあげますと、アメリカ語では [ei]
と発音するところをオーストラリア語では [ai]と発音します。 即ち「トウ
デイ」が「トウダイ」とオーストラリア人は発音します。 しかし母音が違っ
ていても子音だけを続けて発音できると言う点では全ての英語国民は共通性を
もっており、これが故にアメリカ人、英国人、オーストラリア人、インド人の
仲では結構英語が通じるのです。 しかし日本人はこの子音だけを母音抜きに
発音することが出来ないので、これが聴けない、又相手に通じさせることが出
来ない致命的な原因になっているのです。 このことを念頭に置いて Step 4,
 5, 6, 7, 8を練習してください。

○○○○様よりの返事

発音指導ありがとうございます。
発音批評では「欠点を指摘する所が一つもない」とお褒め頂いて非常に嬉しく
思っています。自分としてはかなり困難を覚える発音記号もいくつか、特に二
重母音の中にあったのですが、大きな欠点がないということでしたのでこのま
ま精進していこうと思います。
ただ、発音練習中には、シラブルあるいは単語といった短い単位できれいに発
音できるのですが、実際に話す場合にはどんどん舌が怠惰になってしまいもつ
れてきて、結局は自己流の発音になってしまっていることに気づきます。どう
足掻いてもリズムよく話せない、というのは恐らくご指摘のとおり子音だけを
発音することができないからなのでしょう。子音の連なりの部分では、発音、
聞き取りともに非常に苦手です。
その点も踏まえて練習して行こうと思っています。
考えなくても自然に舌が動く状態にまで到達することが必要で、そのためには
練習あるのみなのだと思います。これが「芸事」の本質なのでしょう。

現在、residency program(アメリカの研修医制度です)のためのjob intervi
ew ということでpittsburghの病院に来ています。もしacceptされれば、この7
月からアメリカの病院で医者としての生活が待っています。要求される英語水
準はかなりのものになります。
一日も早く言語係数を高めるためにも懸命に励みますのでご指導よろしくお願
いします。

「ファン・クラブ通信」 第11号 (2004/01/15) ≪ 今週の話題:なぜ英語発音が重要か その4≫

前回に引き続き、英語発音練習教材『口と舌の形で学ぶ英語発音』CD-RO
Mのご説明を続けましょう。
5)口を開いたままの発音が多い:

他の発音との関連性を考えているもう一つの例をあげましょう。 それは口を
開いたままの発音が多いことをこの教材では説明しています。

トライアングル・ポジションで[e]から[i]に移るのがこの典型例です。
P[e]を発音するために口をトライアングル・ポジションに大きく開くと、その
あと [i]に移るには日本人なら口の開きをもっと減らして [i]を発音するとこ
ろですが、アメリカ人は大きな口の開きを変えないままで [i]も続けて発音す
るのです。 モデルの先生の口の形、舌の動きをよく見て、このことにお気づ
きください。

日本人なら [i]を発音するには口を開いたままでは出来ない、もっと開き方を
減らさねばならないと思うところですが、モデルの先生の舌を良く見ていると、
[e]の時と [i]の時とでは口の開きは同じままで舌の形状を変えて、すなわち
[i]の場合には舌を中心線に絞り込むようにして発音しているのです。 その
時同時に舌の奥の両脇は左右に力を入れて引っ張っているのです。

なぜアメリカ人はこのようなことをするのかと言いますと、これは考えて見れ
ば物理の法則にかなっているのです。 同じ大きさの力を物体に加えても、そ
の物体の質量が小さいと加速されやすいが、質量が大きいと加速されにくくな
ると言う物理の法則を思い出してください。
口を開けたり閉じたりすることはアゴを上下させることですが、アゴの質量は
舌の質量よりも遥かに大きいので加速が舌の場合よりも難しいのです。

一方舌は質量が小さいので加速、すなわち動かすこと、がラクなのです。 こ
う理屈をこねますと皆さんは、「いや、そんなことは無い、舌を動かす方がア
ゴを動かすよりも難しい」と思われるでしょう。 これは日本人は舌を動かす
ことに慣れていないので、舌を動かす運動神経がまだ眠っているので、動かす
ことが難しいからです。
ところがアメリカ人は生まれて以来、舌を速く動かすことに慣れているので、
物理の法則が生きてくるのです。 日本人も舌を動かす練習を少し積んで眠っ
ている舌の運動神経を起こしてやれば、アゴを動かすよりも舌を動かすほうが
ラクであることに気づいてくるのです。

なにしろアメリカ語は日本語よりも話す速度がうんと速いので、このように無
理のない方法で速く動かすことが自然と考えられているのでしょう。
そして、このようにラクに速く [e]から [i]に移れるようになっておれば、い
くら速くしゃべっても次のような単語の中に含まれる [ei]の二重母音が正確
に発音出来るのです。 

today,  station,  date,  mate,  mail

日本人はこれらの単語の二重母音の部分を「エイ」と発音すべきところを ト
ゥデー、ステーション、デート、メート、メールのように「エー」と引っ張っ
て発音してしまう悪い癖を持っているのも、考えてみればアゴを動かすのが辛
いからでしょう。 これらは トゥデイ、ステイション、デイト、メイト、メ
イル と発音すべきなのです。

巻き舌でなく平ベッタイ舌を単純に上にあげて “er” を発音: 
これも、速くしかも正確にしゃべるには、なるべく、一つの発音から次の発音
に移る際に無理がかからないような考慮から来ている例です。
6)難しい発音を重点的に練習: 

この典型例は前述の “er” の発音の説明でしょう。 これは相当詳しく説明さ
れています。 一方日本語の50音に含まれている母音や子音は日本人にとっ
ては日常の日本語でラクに発音できているものですから、このCD-ROMでは詳し
い説明はしていません。 例えば、日本語の「カ、キ、ク、ケ、コ」に含まれ
ている “k”の子音です。
7)ステップ・バイ・ステップの練習法: 

初めから長い文章を聴かされても、それをそのまま上手に真似することは絶対
に出来ません。
日本人が英語国に住み着いて何十年とネイティヴの英語を聴かされても上手に
ならない理由の一つはここにあります。 英語発音をものにするには、どうし
てもステップ・バイ・ステップの練習をしなければなりません。

すなわち、第1段階では、個々の発音記号をひとつひとつ丁寧に練習してマス
ターしていく必要があります。 そしてこれが終われば一つの発音記号からも
う一つの発音記号に移る練習をしなければなりません。
しかし、たとえ個々の発音記号が出来るようになっても、もう一つの発音記号
に移ろうとなると俄然難しくなるのです。
これをどうすればうまくこなせるかについて懇切ていねいに指導しています。、

そして、そのあとの単語段階の発音です。 この単語段階の発音が非常に難し
いので弊社の「口と舌の形で学ぶ英語発音」では単語の発音練習を、最初はゆ
っくりと、そして次に普通の速さの発音の例をヴィデオと音声で丁寧に紹介し
ているのです。
 その次に IBMのような「イニシャル」の練習、次に短い文章の練習、重要
発音記号を含む文章の練習、そして最後に日常英会話文の練習と徐々にレベル
を上げて行っているのです。
7)英語リズムを学ぶ: 

日本人は「子音に必ず母音を着けてしまう」習慣を持っています。

この日本人の悪習慣を断ち切る最も効果的な方法は英語のリズム感を養うこと
なのです。 この英語のリズムに乗ることが出来るようになれば、結果的には
「子音に必ず母音を着けてしまう」悪習慣にオサラバすることになるのです。

それゆえ「口と舌の形で学ぶ英語発音」では、最初の発音記号段階からビート
の効いた音楽に合わせて練習する方式をとっており、その後、単語、イニシャ
ル、短文章、長文章の全ての段階で一貫してビートの効いた音楽に乗って踊る
が如く、歌うが如く練習を続けているのです。

このように英語のリズムが分かるようになっておかないとネイティヴのしゃべ
ることが聴きとれません。
8)発声の音質が違う: 

これは子音に関係することではなく母音だけに関係のあることです。

日本語は「浪花節調」の、喉を殺した発声であるのに反し、アメリカ語は「オ
ペラ調」です。 特に “er” の場合などはその典型例ですが、それ以外の他の
「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」母音全てが、オペラ調、すなわち喉
の奥を広げて共鳴効果を出来るだけ狙った発声です。

弊社の発音教材で練習すると、このように発声の音質自体が違ってくるのです。
もっとも誰もがこの域に達するわけではありませんが、特に練習をよく積んだ
生徒さんはこのようになるのです。
弊社の発音サンプルCD-ROMでご紹介している生徒さんはこの域に達している例
です。