「ファン・クラブ通信」 第21号 (2004/03/25) ≪ 今週の話題:購読者からの質問のご紹介 その2 ≫

前回ご紹介した A.S.さんはアメリカ留学10ケ月しても3語の英文以上はしゃ
べれなかったとのことです。
A.S.さんのプラス・ファクターを整理してみますと:

◎アメリカ滞在10ケ月
◎その間現地英会話学校に10ケ月(毎日朝から夕方まで、全日制)
◎アメリカ人のルーム・メイトと一緒に暮らす
これ程英会話習得にとっての強力なプラス・ファクターが沢山あったのに、わ
ずか3語の英語しかしゃべれなかったのです。

この方は、もう一つ英会話勉強での大きなプラス・ファクターをお持ちです。
それは社交的な性格であることです。 英語では extroverted な性格なのです反義語は(introverted)。
しかもアメリカ人のルーム・メイトと一緒に住んでおられて、この程度の進歩なのです。

これがアメリカ留学の実態なのです。

これと Endo Methodを理想的な状態で採用しているファナック株式会社でのF.
M.さんの体験談とを比較してください。 この方は6ケ月の練習期間に TOEIC
点数を460点より780点と320点アップさせた人です。
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F.Mさんの体験談:

ヒアリングはかなりラクになった。 句 (Phrase)のかたまりで、例えば

 one of the ——-s
 have gone to school
 for quite a long time

などハッキリと聴き取れるようになった。

英語ニュースは、まだまだ分からないところが多いとしても、以前より分かる
部分がかなり増えた。

英語の映画も、まだまだ分からないとしても、実際に言っていることと、字幕
のくいちがいが気付くようになった。

DynEd CD-ROMは色々なセンテンス・パターンを含んでおり、しかも、その一つ
一つのセンテンスを耳にたこが出来る程聴きまくり,又それを自分でも声を出
してオウム返しにしゃべる反復練習の訓練が効果があったように思う。

今までのように意味がわからないまま聴くのでは何度聴いても効果がないが、
DVD では意味が分からない場合は英文字幕を見ながらもネイティヴの言うこ
とがセンテンス毎に聴いて理解出来るので、このように意味を理解しながら何
度も何度も聴きつづけ、また自分も言いつづけることが出来たので、これで力
がついたと思う。 しかも意味が一旦分かってしまうと字幕を消して、声だけ
で聴き続けるところが良かった。

会社の仕事での電話の英語でも、今までは聴けなくて困る割合が多かったが、
それが少なくなり、電話に出るのが余り怖くなくなった。

しかし,今まで長文小説のようなものは読んだことがないので、長い Sentence
(文の始めからピリオドまで)を理解するのは、まだまだ辛い。
今後の課題は長文をドンドン読んで、英文に慣れ、その中に含まれるまだ知ら
ない熟語を知っていく必要がある。 熟語を知らないと聴けない。 
しかし今回のコース中でも、病気で死ぬ(die)、場合でも、今までは日本語的
感覚でdie byかと思っていたが、それが英語では die fromとか die ofと言う
のだと言うことがわかった。 一旦わかると、それが聴きやすくなる。

発音をコースの始めに厳密に学んだので、今ではネイティヴと話すチャンスが
ある時にも、発音を気にするようになった。 
特にアメリカ語で難しい catの aや 、birdの irなども頭に入れた上で聴ける
ので、聴き取りやすくなった。 又ヒアリング訓練の前にネイティヴ発音で単
語を覚えたのがヒアリングに役立った。

今までは単語を知っていたとしても、スペルで知っているだけで、ネイティヴ
の正しい発音では知らないので聴けなかった。 発音で直接的に単語が頭に入
るようになったのが良かった。 もっともスペルも発音も両方とも必要と思う。

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このように、A.S.さんがアメリカ留学で3文字の英語しかしゃべれなかったの
と、Endo MethodのF.M.さんの成長ぶりとの比較をしました。 

次回はEndo Methodでは、なぜこれほどの効果があるのかの考察をしてみたい
と思います。

「ファン・クラブ通信」 第20号 (2004/03/18) ≪ 今週の話題:購読者からの質問のご紹介 その1 ≫

今回は、購読者から寄せられたご質問をご紹介します。
きっとあなたの勉強のご参考になると思います。
アメリカに10ケ月住んでも会話が出来ない
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A.S.さん
私は10年程前の1993年にアメリカ コロラド州に住み、そこの語学学校で英会
話勉強を10ケ月しました。

毎日授業と宿題に追われながらの生活でした。 授業はなんとかこなすことが
出来ました。 
しかしスピーキングでどうしても超えられない壁がありました。 3語以上の
センテンスを続けてしゃべれないのです。 机上では作れるのですが。 いざ
会話となると、3語話すと必ずそこで止まってしまい、そこから又考えて次の3
語を話すと言った具合です。 頭に入れていられる容量が3語までと言う感じ
です。 

そう言うわけで、I’m fine. とか、How are you? とかは言えても、
I don’t want to eat tonight since I had a big lunch today.
などの長い文が言えないのでした。 ルーム・メイトのアメリカ人とも、いろ
んなことが話したかったのが、それが出来ずに残念な思いをしました。

どうしたら、すらすら長い文章が言えるようになるのでしょうか。 何か良い
アドヴァイスがあったらお願いします。

遠藤:
本当に丁度3語だけなのでしょうか。
 I am fine. は言えても
 I am very fine.と
very が追加されると、もう言えないと言うことなのですか。
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A.S.
いや、3語と言うのはそう厳密なものではなく、

 I am fine. でも
 I am very fine.

でも、どちらでも、この程度なら言えるのです。
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遠藤:
よくわかりました。 いずれにせよ、短い文章でないと頭に音声としては定着
していないと言うことですね。 机上でなら長い文章でも良いと言うことは、
あくまで日本の中学,高校、大学で貴方が学ばれた英語と言うのは、机上の英
語、即ち紙の上で左から右に流れていく文字の英語にしか慣れていなかったと
言うことですね。 空間的次元の左から右への文字の流れでなく、全く違った
時間的次元の、先からあとに音が流れていく英会話では力がついていなかった
と言うことですね。

そしてスピーキングは3~4語程度だったとしても、ヒアリングはどうでしたか。
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A.S.
そうですね。 3~4語よりもうすこし長い英語は聴けるとしても、
I don’t want to eat tonight since I had a big lunch today. ほども長く
なるとやはり理解できなかったです。
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遠藤:
貴方の現在のTOEIC点数は905点とのことですが、今なら長い英文でも言えるの
ですか。
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A.S.
まだうんと長いとダメですが、I don’t want to eat tonight since I had a
big lunch today.程度なら今では言えるようになりました。
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遠藤:
では、何故長い英文が言えるようになったのでしょうか。 どんな勉強をした
から、そうなったと思いますか。
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A.S.
なにしろアメリカから帰って、もう10年もなるのですから。 その間、いろい
ろなことをやりました。 英会話学校に行ったり、テレビやラジオの英会話講
座をきいたり、外人と話をしたり、映画を見たり、英語ニュースを聴いたり、
仕事で英語を使ったり、です。
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遠藤:
10年もの間になしくずしに、英語力がついてきたのですね。 その中で特に効
果があったのは何だったですか。
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A.S.
そうですね外資系の会社にいたので、毎日E-メイルを読んだり、自分でもE-メ
イルで返事をしたり、最近の3年間はこればかりしていましたが、これが一番
力をつけたことになったのでしようか。
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遠藤:
と言うことは聴いたり話したりすることよりも、読み書きが役立ったのですね。
弊社の勉強法だと10年もかけずとも、わずか6ケ月程度で、余り長い文章はダ
メだとしても、或る程度の長さの英文は聴けたり、話せたり出来るようになり
ます。 どのようにすればそうなるのかは、少し長くなるので、今日はこの程
度でとどめ、次回の楽しみと言うことに致しましょう。

「ファン・クラブ通信」 第19号 (2004/03/11) ≪ 今週の話題:発音指導の例 その2≫

前回に引き続き、インターネットを使ったサポート・システム p-e net で勉
強されている生徒さんとのやり取りをご紹介します。
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生徒さんからの返信:

昨日は自分の実力がないことを指摘されたくらいで、えらくへこんでしまい 
申し訳ありません。

今日は用事があり、車で1時間くらいの○○というところに初めて行ってきま
した。
その帰り道で、初めてきたところだったからか、いくら進んでも来た時に見た
大きな川にたどり着けない状態になりました。

通行人に地図を見せ、今自分はどこにいるのかと尋ねたところ初めの分岐点で
入る道を間違い、とんでもない方向に進んでいたのがわかりました。 急いで
引き返し、初めの分岐点だったところまで戻り、そして本来進むべきだった道
に戻ることができたのです。
その間違えた分の距離は往復でおよそ9km。(こんなに大きな失敗は初めて
でした)

どんなに進んでも、その方向が間違いであるなら、もとの場所まで戻らなきゃ
いけないという先生からのご意見の通りの失敗を、私はなんともタイミングよ
く(?)してしまったのですね。

ということで発音はStep 1からきちんとやり直し始めました。

ファンクラブ通信10号~をもう一度読み返してみました。 そこで紹介され
ている女性の発音上達例を又見たのですがキレイに発音されていますね。
あれが60時間の成果・・・・信じられません。 素質というものなのかもし
れませんね。

でも、練習前は私と同じくらい日本語発音だったと思うと励みになるような気
もします。 彼女達は上手くなりたくて一生懸命練習しているのでしょう。
きっと「私は練習を始めて55時間37分(適当)なのに、まだプロレベルに
なれない」なんて愚痴は言わないだろうな・・・と想像すると、自分が落ち込
んでいたことがおかしくなってきました。

できないからやる。 できたら次に進む。 できないならできるまでやる。
絶対うまくなりたいんだ!!!
という感じでしょうか?

誰に命令されたわけでもないし自分で習得したいと思ったことなので、一生懸
命にやる。 そういう基本的考えからずれてしまっていました。

他の同好会の意見とかも読み直すと「基礎ができていないと、結局後々に初め
からやり直しになる。」という事をおっしゃっている方が多くいらっしゃった
ので「はやる気持ちを抑え、今、発音をきちんとやっておこう。」と決心しま
した。

それとファンクラブ通信で「秘伝を授けて貰わずに唯アメリカ人から「こう発
音しなさい」、「それではダメです、こう発音するのです」と何度手本を示し
て貰っても貴方はそれを真似することが出来ないのです。
すなわち「音」だけを真似ようとしても無理なのです。 だからこそ日系一世
は一生良い発音にはなれないのです。」というところがありました。

今は遠藤先生が多くの人が習得できるやり方をご指南してくださっているので
きっと私でも習得できると信じてみようと思います。

一度読んだ資料も、壁に突き当たって読み直すと、色々な事が読み取れたりで
きるのですね。 たまには読み返すようにします。

最後になりますが、昨日は資料類をたくさん読み直し、そこで先生が親身にア
ドヴァイスしてくださるという意見を見つけ、あぁ、本当にその通りだと思い
ました。

よく考えたら私の落ち込みなんて出来ないから泣く子供のようなものなのに
それに懇切丁寧に対応してくださるところなど本当に感謝しております。

「時間もあり、英語が好きだから習得したいな・・・」くらいの生徒よりは
「すぐにでも習得しないと私の人生駄目になる」的に焦っている方(私を含
み)が先生の生徒には多いのではと思うので、先生は対応に困ることもあるで
しょう。

私の場合、発音だけの問題じゃなく自分自身が駄目な人間のように思ってしま
ったのですが、きっと先生を頼ってくる生徒さんたちも何かの拍子にドンと落
ち込んだり「やっぱり駄目だ」と思ったりするのではないかな~と想像してみ
たりしました。
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遠藤より:

英語で成功するかどうかはそれぞれの人が持つ素質が関係します。 しかし、
そのような「記憶力」とか「音感」とかの素質も良いに越したことはないです
が、それよりも「性格」が非常に大きな意味を持っています。 そして「性
格」も素質のひとつです。

英語で成功する性格とそうでない性格があると思います。 貴方のような「や
る気充分」、「強引さ」などの性格は明らかに「プラス・ファクター」です。

最初貴方は私に失礼なことを色々言ってこられたのに、私はそれをジットこら
えて、終始一貫して貴方を指導してきましたが、それは貴方の性格を見込んだ
からです。 「英語の道のりが長い」のは始めからハッキリと分かっているこ
とです。 それでも皆挑戦しているのです。

いや、「それだからこそ」挑戦し甲斐があるのです。 簡単なことには「チャ
レンジ精神」は湧きません。
難しいことにこそ「チャレンジ」したくなるのです。
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今回と前回の「ファン・クラブ通信」でご紹介したやり取りは、
弊社の p-e net (pasocon-eikaiwa net)の発音指導の中身そのものなのです。

このように、独学されていても優秀な先生に付いて勉強しているのと同じ、あ
るいはそれ以上のメリットがこの p-e net にはあるのです。

また、適切なアドヴァイスによって、生徒さんの勉強意欲が続き、英語を身に
つけていただくことが、最大の喜びとなるのです。

きっと皆さんにも、ご理解いただけたこと思います。