「ファン・クラブ通信」 第371号 (2010/12/29) ≪DynEd 国際会議2010-その8「幼児、小学生向けのLet’s Go 教育」≫

12/15付「ファン・クラブ通信」第367号の「DynEd 国際会議2010-その8」では、
「中国におけるDynEd の大規模教育」について書きましたが、
今週は「幼児、小学生向けのLet’s Go 教育」の報告をしましょう。

中国では子供が非常に熱心にLet’s Go を勉強しています。
Tieling 市の New Hope School を訪問しましたが、ここでは10年前から
Let’s Go を教えており、4年ほどLet’s Go を続けている子供になると英語が
非常に上手になっています。

優秀なネイティヴ先生が4人とアシスタントの中国人先生が4人いて、 生徒は
DynEd Let’s Go を自宅で勉強しながら、週に1~2回学校に来て 30分勉強し、
時々15名ぐらいのグループで1時間程ネイティヴ先生と活発に英語で話をしています。 

この学校の経営者の奥さんがフィリピン人なので、ネイティヴ先生は全て
フィリピン人です。
フィリピン人で高学歴の人達はアメリカ人に近い程英語が上手なのです。
Let’s Go を採用する前からこの奥さんが100人程の子供に英語を教えていたのですが、
この100人の生徒を母体として、10年間で生徒数を1,000人ほどに増やしてきました。
そして教材としては、Let’s Go を全面的に使うようになっているのです。

中国人のアシスタントの先生が、パソコンの使い方、DynEd 教材のアイコンの
押し方などを教えたり、子供の DynEd Study Record を見て、それに基づいて
子供のお母さんに種々のアドヴァイスを与えています。
即ち弊社の学習指導書のようなことをしているのです。

このようにお母さん達が子供の英語勉強に熱心だと、お母さん達も DynEd の
勉強をしそうなものなのに、大人の生徒はこの学校では教えていません。

その理由は Tieling は人口数万人の小さい都市で、英語を必要とする産業が
全くないからです。
しかし、子供の将来を考えると、Tieling 市よりもっと産業が進んでいる都市
(北京、上海、香港など)に移動して英語が必要になることを考えているので、
子供には熱心に英語を学ばせているのです。

現在、国際教育研究所では DynEd 教材勉強者に対して、完璧な p-e net (e-Learning)
による指導を行っています。
即ち「学習指導書」のイー・メイル発信と Skypeによる「スクーリング」です。

しかし、今の弊社の方式で、将来何万、何十万人に完璧な DynEd 指導を行うためには、
中国の New Hope School のような学習指導法を採用する必要があかも知れず、
今後は New Hope Schoolの校長と緊密な連絡をとって、同校の学習指導方式を
参考にしたいとも思っております。

現在でも試験的に1名のアメリカ人女性で数年日本の大手英会話スクールで
英会話を教える経験をもった人を弊社では採用していますが、この人は
TOEIC テストのように、生徒が DynEd で急速に英会話力をつけてきている状況
をテストするためにしか利用できていません。

しかし、このようなネイティヴ先生に DynEd による優れた勉強法を学んでもら
うと、中国の New Hope Schoolのような完璧な学習指導が出来るようになるかも
知れません。

幸い DynEd には Teacher Training Course(TTC)と言う非常に優れた DVD が
既に完成していますので、これを利用してネイティヴ先生を育てて行くことが
出来るのです。

ただし、弊社の現在の「学習指導」が不十分なのではありません。
次のURLのように完璧な学習指導をしています。
New Hope School 以上のことをしていると自負しています。 
https://pasocon-eikaiwa.net/endo/air.pdf

それをもっと大きな規模で実行するには、New Hope Schoolのようなことも参考
にはなるという意味です。

しかし、11/24付「ファン・クラブ通信」第364号「コーチング」でご報告したように、
中国でも弊社がしているような e-Learning による「コーチング」、即ち
p-e net のような方式、に移行する方向も見られますので、弊社としては、
あくまで e-Learningによる「コーチング」体制を強化していく方が良いのかも
しれません。

この中国全体での DynEd コーチングの進む方向は DynEd Chinaの
「コーチング」責任者から聴いた話で、この分野では弊社が遥かに先輩なので
すから、DynEd China を弊社が指導していくことも考えているのです。

「ファン・クラブ通信」 第367号 (2010/12/15) ≪DynEd国際会議2010-その8:中国におけるDynEdの大規模教育≫

私(遠藤尚雄)の中国出張報告-その8です。 

今週は中国における DynEdの大規模教育について紹介しましょう。

中国では毎日100万人の生徒が DynEd 方式で英会話を勉強しています。

その中でも、最大希望の英会話学校60校を中国全土に展開している
WEB International English Education Group の上海本校を見学してきました。

60校の都市名ですが、我々も知っている南京、広州、深川などが含まれています。

私が上海を訪問した時は、ちょうど万国博が開かれていたのですが、私は時間が
無くて万国博には行かず、DynEd の学校のみを見学したのです。

上海は中国最大の都市で、人口は 2,400万人と東京都よりも大きいのです。
東京23区の人口は900万人程度で、23区以外の人口が400万人で、合計1,300万人
ですが、上海は、それよりも遥かに大きく、上海市内だけで1,700万人、外郭が
700万人、合計2,400万人なのです。

この学校には、写真1 のようなパソコン・ルームがあり、生徒は自宅のパソコン
でも DynEd DVD の勉強をしますが、週に1回この学校に来て、学校内のパソコン
でも勉強し、そのあとに写真2 のような先生による指導を受けるのです。

写真1:http://cs-x.net/endo-method/c/00254.html
写真2:http://cs-x.net/endo-method/c/00255.html

レベルは次のように8つに別けられています。
教材は NDE (New Dynamic English)です。

Level 0(入門)  DynEd Placement Test  レベル 0.0
Level 1(入り口)    Placement Test レベル 0.0-0.2  NDE Module 1   相当
Level 2(ビギナー)    Placement Test レベル 0.2-1.0  NDE Module 1-3 相当
Level 3(中下級)       Placement Test レベル 1.0-1.5  NDE Module 3-4 相当
Level 4(中高級)       Placement Test レベル 1.5-2.0  NDE Module 4-5 相当
Level 5((業務用中級)   Placement Test レベル 2.0-2.5  NDE Module 5-7 相当
Level 6(業務用上級)    Placement Test レベル 2.5-2.7  NDE Module 7   相当
Level 7(上級)       Placement Test レベル 2.7-3.2  NDE Module 7-8 相当
教育費は 1 Level 6ヶ月コースで 8,000元(12万円)、2 Levels 12ヵ月コース
で 14,000元(21万円)です。

ほぼ国際教育研究所と同程度の費用ですが、違いはこの学校では、自宅勉強以外
に学校のパソコンも使わせ、またコーチングは英語の先生(ネイティヴ又は中国人)
から受けるのですが、弊社はe-Learning (p-e net) によるコーチングと Skype
によるスクーリングの併用です。
Skypeによるスクーリングは実際の英語の先生による指導よりも高度な、懇切丁寧な、
指導です。

弊社の p-e netによるコーチングと中国における先生によるコーチングとの、
質及びコスト比較は、改めて中国出張報告として取り上げる予定です。

他にもこの WEB International English Education Group と国際教育研究所との
違いがあります。
それは弊社では、まず英語発音を徹底的に勉強し、それから DynEd 教材につなげ、
途中で並行的に英単語記憶をし、更に DynEd 教材でも、NDE (New Dynamic English)
だけでなく、次のものも教えて、英会話レベルをネイティヴの英会話レベルにまで
上げて行く点です。 その間、英文法、多読も取り入れています。

Dynamic Business English
Functioning in Business
English by the Numbers
Hospitality English
English for Success
The Lost Secret
Advanced Listening

上海の学校でも Dynamic Business Englishや Functioning in English あた
りは取り入れているのかも知れません。

末筆ですが、弊社でまず英語発音を徹底的に教えていることには、非常に大きな
意味があります。

これは別の「ファン・クラブ通信」で詳しく説明しますが、
他の国民の母国語発音と英語発音との差よりも、日本語発音と英語発音の差の
方が遥かに大きいので、日本人には英語発音矯正がどうしても必要なのです。

「ファン・クラブ通信」 第366号 (2010/12/08) ≪DynEd国際会議2010-その7:英文多読用ソフト≫

今週は私(遠藤尚雄)の中国出張報告-その7です。 

今週は DynEd 教材に英会話だけでなく、英文多読をしやすくするソフトが組み
込まれることについてです。

次の「英会話を甘く見るな」のURLにも書いているように、アメリカ人は、8才
までに英会話の基礎を作り上げたあと、小学校1年から大学4年までの16年間に
実に 35,000時間も英語の会話と英語の読書で英語力をつけてきています。
 http://www.pasocon-eikaiwa.com/shiryou/kyouiku/houshiki/amaku.html

我々日本人は、日本語については同じことをしてきていますが、もしアメリカ
人並みの英会話力をつけたければ、英語についてもこのように会話と読書につ
いて時間をかける必要があるのです。

ただし学生の期間は 35,000時間は確保出来るとしても、学校を卒業して、働い
て稼がねばならない年令になると、到底 35,000時間も英語に費やすわけには行
きません。

この解決法として遠藤メソッドでは、音声ベイスの練習と読書練習の両方が
同時に出来る DynEd教材を用いて、読書時間を短縮する方法を提案していますが、
それにしてもある程度は読書にも時間をかけるに越したことはありません。

DynEd としても、最初は音声ベイスで英会話力を作り上げて来ていますが、
もっと高いレベルの英会話力を身につけるには、英語の多読をすることが望ま
しいのです。

小学校、中学校、高等学校、大学校の教科書を良く読み、更に小説も沢山読ま
ねばなりません。
弊社でも、この考え方から、アトム双書や HIGH SCHOOL SUBJECTS SELF TAUGHT
の読書を薦めてきているわけですが、DynEdも同じ方向に進んできています。

多読用のDynEd 教材は、e-Lectiveと言い、多読用の書籍を提供すると同時に、
パソコン内に組み込む英英辞書、これから読もうとする書籍の難易度の判定、
使用語彙の難しさ、なども e-Lectiveで判定することができるようになっています。

さらに、読書しやすいように、各々の単語の品詞を色分けで出すことも出来るのです。
同一単語が色々異なった品詞に使われる場合が多いので、文章の文脈から考えて、
今この単語は名詞(主語または目的語)として使われているのか、形容詞(主語や
目的語の修飾語)として使われているのかが判れば、文章を正しく理解するのに
大きく役立つのです。